About
私たちのこと
静けさに、かたちを。
句読点(コンマ)が文章にリズムと思慮をあたえるように、 日常に、心に触れる静かな「間」を置く。
それが、Commaの原点です。
私たちが大切にする、この静かな「間」。 そのインスピレーションの源は、
常に自然の中にあります。
岩を伝う水のひとしずく、
寄せては返す波のリズム。
ありふれた風景に心を澄ませ、その本質を見つめる精神は、 「禅」の思想にも通じます。
この自然や禅の精神を、「かたち」にするのが日本の職人の手仕事です。
二つとして同じ形にならない、その一回性のプロセスは、まるで自然の一瞬を写しとるかのようです。
一つひとつの作品に残る、わずかな揺らぎ。 それは機械では生み出すことのできない「個性」であり、
そのものだけが持つ、ただ一つの景色なのです。

間(Ma) — あいだの美学 / The Beauty Between
美しさは、モノとモノの「あいだ」に生まれる関係性の中に宿ります。 私たちは、この見えない余白、豊かな静寂を「間」と呼びます。 それは「何もない」のではなく、むしろ「可能性に満ちた」空間。Commaの生み出すかたちは、それ自体が主張するのではなく、空間にこの「間」をもたらすための、静かな道具なのです。

禅(Zen) — 今、この瞬間に在る / Being in This Moment
禅とは、特定の宗教を指す前に、一つの「心のあり方」です。それは、思考の波を鎮め、ただ、今この瞬間の感覚に意識を澄ませる行為。一杯のお茶を丁寧に淹れること。窓から差し込む光の粒子を眺めること。日常の所作の中に、宇宙を見出す精神です。
Commaにとっての禅は職人の手仕事の中に宿ります。かたちの中に残る微かな揺らぎは、その瞬間の、職人の息遣いそのものなのです。